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効率の良いインバウンド集客方法! 多言語サイトを作るべき3つのポイントと気を付けるべき注意点

2024.4.4

こんにちはリリーです。事業を行う上で最大の悩みの一つともなるのが「集客」です。

最近はどのような業種でも、オンライン集客の必要性を求められます。
海外に住む方々に対しポスティングやDMなどのオフライン集客のアプローチができません。ほとんどの方は自国からインターネットの情報を頼りに旅行計画を立て日本へ訪れます。
その為、外国人の方々の集客にはオンライン集客が必須です。

今回は多言語サイトを制作すべき3つのポイントと、制作時や運営における大事な注意点についてご紹介させていただきます。

日本の魅力を活かしたアピールができる

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日本に住んでいると中々気が付きにくいですが、「日本」というブランド力はとても高いです。どこの国へ行っても日本車や日本食レストランが多く存在し、アニメも大変人気があります。

私たちnnw studioはイギリスのロンドンから事業を運営しております。イギリスは移民大国で、ヨーロッパ、アフリカ、インドからの移民がとても多く、様々な国のルーツを持つ人々で溢れています。アジア系の方も結構いらっしゃいますが、中国系の方が大半で日系の方は比較的少ないです。

日本人の比率は多くないものの、ロンドンには多くの「日本を感じられるスポット」が存在します。アニメショップやユニクロ、MUJI、日本食のお店、食料品店にはお寿司、日本の製品も多く売られています。

イギリスのみならず、ヨーロッパの小さい国でも思わぬ場所で日本の製品に出くわすことがあります。私はブルガリアの小さな街のドラッグストアで日本の歯磨き粉を発見したことがありました。近所の道を歩いていると、「I LOVE 日本」というTシャツを着ている方にすれ違ったこともあります。

日本で日本人の方とお話すると、「海外では差別を受けるのではないか?」「盗難被害に巻き込まれるのではないか?」と心配されて海外旅行を躊躇っている方も沢山いらっしゃいますが、恐らく皆さんが思っている以上に、世界では日本が好きな方の割合がとても多いです。

そんなブランド力の高い「日本」をアピールに利用しない手はありません。日本の魅力、そして自社のサービスや製品の魅力の両方をアピールできるWEBサイト制作がポイントです。

どのようなアプローチをしたいかと悩んだ時には、ご自身がどこかの国へ旅をするときの事を想像していただくと分かりやすいです。
フランスへ行く方はエッフェル塔やルーヴル美術館を訪れ、フランス料理を食べ、フランスらしい文化を感じられるところへ行く方が多いと思います。フランス旅行でメキシコ料理屋さんへ行き、アメリカンな雰囲気のホテルに泊まろうと考える人は少ないでしょう。

提供するサービスや製品にどういったこだわりがあるかという点はもちろん、日本という国を活かした印象的ポイントをビジュアル化し、一目でわかりやすくまとめる事がおすすめです。

WEBサイトでは、出来るだけ多くの言語が表示できると、海外からのユーザーは更に魅力的に感じます。インバウンド集客に力を入れたい場合は、制作費用を考慮した上で、様々な言語に対応できるWEBサイトを目指してみましょう。

SNSが苦手でもOK 独自のペースで進められる

現在ソーシャルメディア(SNS)は、オンライン集客で重要なもの一つとして考えられています。

日本ではインスタグラム、X、TikTokとLINE等が人気のサービスですね。ソーシャルメディアを上手く使いこなすことができる方が社内にいる場合はとても効果的です。

しかしソーシャルメディアがあまり得意ではない、苦手という方々は無理に手を出す必要はありません。これらのサービスを利用しなくても十分に集客できる方法が沢山あります。

現在、弊社でもソーシャルメディアが得意な者がいない為、そうしたツールを活用をしていませんが、十分な集客が出来ています。戦略をきちんと立てれば、WEBサイトだけでも集客が可能です。

独自のペースで更新を行うことができ、お店やサービス、事業の「看板」としてアピールできるWEBサイトは大変便利です。アプリ開発ほどにコストがかからないという点も利点です。

Googleは世界共通の最強ツール

実はインバウンド集客ではWEBサイトは非常に効果的です。なぜなら、主流のソーシャルメディアは各国によって異なる為です。
先程も記載したように、日本ではインスタグラム、X、TikTokとLINE等が人気のサービスですが、ヨーロッパではLINEやXを利用している人は非常に少ないです。

Xは日本やアメリカ以外ではあまり利用されていませんが、FacebookやSnapchatがメジャーで利用されている国も多くあります。しかし、これらのサービスは日本ではあまり利用されていません。
このように、国によって主流のツールがまるで異なります。

日本の美容室はホットペッパーへ登録したり、飲食店では食べログへ登録するのが主流ですが、こうしたサービスも外国人観光客の皆さんは知らないことがほとんどです。

そうなると、世界共通でもっとも利用されているサービスを使用する必要があります。

現在、最も世界で利用されている検索エンジンは「Google」です。

Googleの上位に掲載されることが出来れば、世界の多くのユーザーの目に留まる確率が上がります。検索の上位に掲載される為には、WEBサイトを制作し、SEO対策を行うことが必要となります。
Googleビジネスプロフィールに会社情報(店舗情報)やWEBサイト情報を掲載し、検索者の目に留まる可能性を広げるとより良いでしょう。


気を付けるべき点


続いて、多言語サイト制作や運営において、事前に注意しておきたい点をご紹介いたします。

無意識な差別的表現に気を付ける

日本で気を付けたいのは「無意識な差別」です。日本は差別問題についての国民意識は少々低いです。

移民大国と異なり、日本に住む大半の方のルーツは「日本」である事が多いので、無意識や無知から起こる差別が多いという事が現状です。

例えば、見た目から「日本人ではない」と判断し、英語で話しかけると言ったことも実は差別に繋がります。どのような見た目の方が来ても、日本人である可能性、日本語を話せる可能性を考慮し、日本語で第一声を話しかけ、伝わらなければ英語で話しかけるなどの対応が最適です。

以前改修させていただいたWEBサイトにあったケースでは、「当店の座席は大変広く、外国人のお客様にも喜ばれるゆったりで大きなスペースが自慢です」といった表記がありました。婉曲的ですが、外国の方は体が大きいという解釈にも繋がるので、少し危険な表記です。

外国の方は体が大きい、背が高い、目が大きい等の発言は日本でよく聞かれる表現ですが、こういった発言は少々危険です。一概に外国といっても200か国近くの国があり、外国人はこうだと決めつけてしまうことは差別と見なされてしまいます。

美容室でよく見受けられる「外国人風カラー」も同様です。世界の国は色々な人種で構成されていますので、髪色もそれぞれ異なります。「外国人」の概念が白人だけがベースとなっているのは、差別的と捉えられてしまいます。

基本的に外見にまつわる表現は、インターネット上には書かない事が最善です。ルッキズムや外見差別による問題は日本よりもシビアな国が多いので、こうした一文があるだけでも顧客離れになる可能性が高いです。

こうした表現がそもそも差別になるということに気付いていない日本人の方が多いというのが、実は一番の問題点です。グローバルで活躍するサービスを目指す上では、どういった表現が差別に繋がるかという点を事前にリサーチし、世界の常識や知識を高めておくことが大事です。


過度な情報掲載を避け、シンプルに

日本の広告や製品は、情報量がとても多いです。たくさんの情報をできるだけスペースを余さずに伝えようという制作者や企業側の気概を感じます。

多言語サイトを制作する場合は、なるべくシンプルなデザインで、アピールポイントを分かりやすく伝える事がおすすめです。ユーザーが見たいものはメニューや料金情報であることがほとんどなので、これらのページへ簡単にアクセスできる構成がベストです。

文字などの情報量が多いデザインは日本では人気ですが、世界的にはシンプルデザインが好まれる国が多いです。出来る限りすっきりまとめる事を意識しましょう。

セキュリティを強化しよう

日本語以外の言語ページを追加すると、高確率でスパムメールが増えます。コンタクトページにはreCAPTCHAを導入し、botからのスパム対策をしましょう。

サイバー攻撃にあう可能性も広がるので、管理画面のパスワードは必ず複雑化し、サーバーによっては海外IPの管理画面アクセスを拒否する設定があるので、管理画面にアクセスできないよう対策しましょう。

WordPressを利用されている場合は、管理画面のURLもデフォルトのまま使用せず、複雑化する事をおすすめいたします。

トラブルにならない為の事前対策を

例えば、日本人と外国人観光客の料金設定が異なるレストランやカフェがあります。こういった価格変更は観光客側からは差別的であると言われ、あまり好まれていません。

しかしどうしても価格変更しなくてはならない病む負えない事情があるケースもございます。そのような場合は、なぜこのような形態をとっているかという説明をしっかり記載し、現地トラブルにならないための対策をしておくことが大事です。

それでも外国人と日本人間の価格変更は賛否両論があると思いますので、穏便にサービスを提供したい際は同じ料金設定にするのがおすすめです。差別と捉えられる場合、ソーシャルメディア等で晒されるというリスクがあります。

nnw studioで制作するメリット

最後に、多言語サイトをnnw studioで制作するメリットについてご紹介させていただきます。


WEBデザイン・構築・翻訳がすべて1社完結

多言語サイトを制作するにあたり、大きく分けてWEBデザイン、コーディング作業、翻訳の作業が必要となりますが、これらの作業は2~3社に分けて行われることがほとんどです。

しかし弊社ではすべての作業を1社完結で行うことができます。仲介手数料なども発生しない為、通常の2~3社を通して制作する流れに比べて制作費用を抑えることができます。

英語はもちろんの事、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語などもお受けすることができます。ご希望の言語をぜひご相談ください。

WEBサイト制作後にアフターフォローが充実

弊社はWEB制作後のアフターフォローが充実しています。WEB制作は公開して終了という訳ではなく、根気強く運営していくことが大事です。

特にアクセスアップに力を入れたいと考えていましたら、「nnw studio SEO対策・WEBサイト運営プラン」がおすすめです。

毎月、アクセス分析結果(ユーザー数、PV数、ページ毎のアクセス数、国別アクセス数等)、SEOキーワード分析(検索エンジンからのアクセス数、よくアクセスされるキーワード等)、アクセスアップの為のご提案、クライアント様のターゲット層に関連した参考資料を記載したレポートをお送りいたします。また、WEBサイトの微修正(テキスト、画像の入れ替えや記事の投稿)も料金に含まれております。

ご希望の方は資料をお送りしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

メール設定などWEB関係の厄介な作業をすべて丸投げ

新規でWEBサイトを制作すると、独自ドメインのメールを利用されたいという方も多くいらっしゃいます。こうしたメール設定や、WEBに関する面倒な設定全般をすべてお受けいたします。苦手な作業はすべて弊社へ丸投げしていただけます。

WEB制作に興味がある方はぜひお気軽に下記のコンタクトページからご連絡ください。